今日は、本番前最後のお休み。
お昼過ぎくらいにちょっと買い物に出かけて・・・それ以外は寝て過ごしましたわ。
かなり頭の中がすっきりと致しました。

今まで、役を創る上で邪魔をしていた自分の余計な感情が、寝ているうちに抜けていった・・・そんな感じが致します。
ああ、もう、今すぐ稽古した〜い!
と、1人で盛り上がっておりますわ。

あ、そうそう、前に日記に書いた私の好きな台詞が復活致しました。
「恐い事なんかないよ、怖がる事なんかなにもないんだよ」
復活しちゃったよ!と軽く突っ込みつつ・・・
でも良かった〜、とニヤニヤしております。

あと10日

2004年6月7日
最近、稽古場の夢をよく見ます。
今まで、本番に台詞が出ない・・・・とかの夢はあったんだけど、稽古場の夢をこの時期に見るのは初めてかもしれませんわ。
なんでしょう・・・?
むふふ。

役について、作品について色々と考えて考えて・・・でも実際の稽古では、まだまだ自分の目先の事で精一杯になってしまっております。
考える時間と稽古の時間に差があるのだわね〜。
考え過ぎは時々にしておきましょうね。
稽古あるのみ、でございます。
本番まであと10日。
まだ10日、ございます。

むむ・・・

2004年6月5日
自分と、自分の役との距離感をとても感じる今日この頃。
役を自分に引き寄せるのか、自分が役に近付くのか、上手い事間をを取って行くのか・・・色々方法はあるんだけど・・・
自分が今までやって来たやり方が間違いだったのかと・・・そう思うくらい今回は自分の役が遠い所にいるのです。

今日も、近付けたかしらと思った矢先に、ポーンと突き放された・・・そんな感じが致しました。

絶対に面白くなる、ってそんな予感がするだけに、この状態が凄く歯がゆいのよね。
ああ、無力だわ〜、自分って・・・なんて結構自己嫌悪・・・
明日、また浮上する為に、今日はもっともっと落ち込んでおきましょう・・・。

大丈夫です。

2004年6月4日
何かが変わりそうな、そんなきっかけは沢山転がっているのに、なかなかつかめない・・・そんな感じの今日の稽古。
つかめないなら、つかめるまで待とうと・・・そう思ってはいても、性格上、焦りますわね。
でも、敢えてじっくり進んでみますわ。
今回はそんな取り組みかたが出来る稽古場のような気が致します。
そんな簡単に出来るかっちゅ〜の!ってね。

兎に角、稽古場に、作品の中にしっかりと存在する事。
今はそれだけを目標にしておりますわ。

大丈夫。
恐く無い、恐く無い・・・。

覚悟

2004年6月3日
今朝、さだまさしの夢を見ました。
北海道で、しかも交差点の角で、長机を出して営業をしているさだまさし・・・・そんな彼の歌を聞く学校帰りの女子高生、そしてそれを眺めている私・・・そして道路には雪がつもっていて・・・ああ、北海道はもう雪なんだな〜、なんて思っている夢でございました。

今日の稽古は、殆ど自分が出ていない所だったので、共演者の方々の芝居を観ながら、あれこれと考え事をしておりました。
昨日に引き続き、今日も何かが変わっている・・・そんな感じのする稽古場でございました。

やっと最近、作品の中に入って行く覚悟が出来たような、そんな気が致します。
「恐い事なんかないよ、怖がることなんか何もないんだよ」
これは今回、ボツになった台詞、しかも人の台詞。
だけど、私はこの台詞が大好きでした。

私はこんな言葉を誰かに言ってもらいたがりの、本当に恐がりやなのです。
今回の作品、本当にテーマが大きくて・・・恐くて恐くて仕方がないけど、怖がる事なく・・・いえ、怖くたって笑って進んで行こうと思いますわ。

一晩開けて・・・

2004年6月2日
今日は稽古が始まる前まで、何を考えて良いのやら、何をすれば良いのやら、何だか自分を見失っていたようなそんな気分でございました。
それだけ、昨日の通し稽古が私にとっては痛いものだったんだけどね。
でも、そんな気分も、毎日恒例となった稽古初めの演奏の練習の時間になったら徐々に変わって参りました。
昨日と何かが違う・・・そんな感覚を今日の演奏で感じたのは私だけなのでしょうかしら?
何かが変わり始めている・・・そしてその変わり始めた何かに乗り遅れる事の無いように、その何かを追い掛けようとして、新しい1歩を踏み出す事が出来たような気が致します。

明日はもう1歩先の世界を見てみたい・・・
辛いけど、何時も思うのはそういう事。

初通し

2004年6月1日
何かがおかしいと思った時のその最初の感情を大切にしたいと思う今日この頃・・・
何時かどうにかなるなんて、そんな事を考えるよりも、今、そう思っている今こそ、その問題に立ち向かわなくてはいけないと・・・
そう思うんだけど、自分自身への自信の無さと、余計なやさしさ、甘さがその先の一歩を踏み留まらせているような、そんな気が致します。
私は、一体、何に気を使って、何を怖がっているのかしら?
分かっているくせに・・・・分からない振りをしている自分が嫌いでございます。

このままでは私は何者にもなれない。
自分の役にも、自分にも、それ意外にも・・・
私は一体、何処にいて何をしているんだろうかと・・・・
そんな事を考えた今日。

そんな今日は、初めての通し稽古の日、でございました。

NANTA

2004年5月30日
今日も暑かったわね〜。
そんな暑さの中、劇場の仕事へ・・・

今日の演目は、「NANTA」でございました。
韓国のあれね。
素敵でしたわ〜。

野菜を切り刻んで客席にがんがん飛ばして行ったりする所とかは
嫌いな人もいるだろうけど、それだけでは無かったし、厨房の中という設定で考えられる全ての事を出し惜しむ事なくネタにしていたのが面白かったのでございます。
構成にかなり時間をかけたんでしょうね、あれは。
1時間半のめくるめく展開でございましたわ。

そして、皆様の当たり前の芸達者ぶりに脱帽・・・
やっぱり魅せるってこういう事ね〜、と感動致しましたわ。

素敵な日曜日でございました。

そんな暑い日に

2004年5月29日
暑い暑い1日でございました。
エアコンを付けようかと考えたけど、何かに負ける気がして、6月まで待とうと思ったりして・・・
でも、干した洗濯物がガンガン乾くのは、気持ちが良いものですわね。

今日の稽古は、最後のシーンをやりました。
最後までやってみて、改めて今回の作品の自分の役を見つめてみました。
自分が今、その役を通して出来る事、感じられる事が余りにも少なくて、役に対して申し訳ない気分になりました。
本当に今の自分には足りないものといらないものが大過ぎですわ。

なんて、言い訳するのは止めましょうね。
立ち向かうのみ、でございます。

まだまだ先は・・・

2004年5月28日
自分の家から遠い稽古場にも、最近は慣れて参りましたわ。
慣れって凄い・・・。
あと、バイオリンを持つ事も当たり前の様になって来て・・・
稽古の無い日とか、持っていないと、ふとした瞬間に「あ、バイオリンは・・・」とか思ってしまいますのね。

そんなこんなで本番まであと3週間を切っておりますわ。
でも、どこかまだ作品に慣れていない自分がいるのよね。
まだまだ、大事な所で嘘をついています。

毎日当たり前に、普通に楽器を持って稽古場に通う様に、普通に作品の世界に入れる様になるまではまだかかりそうでございます。

中学生

2004年5月27日
最近、ツアーのガイドの仕事で、中学生の団体様が良く入りますのね。
修学旅行ね。
私の中学の時は修学旅行と言えば、秋だったんだけどな〜、最近は受験とかやっぱり大変なのかしら?って言うか、この時期が一般的なのかしら?とか考えつつ、子供達と接しております。
本当に学校によって雰囲気が違うのが面白い所でね、全くと言って良い程ノーリアクション、無表情の学校もあれば、先生も含めてわっさわっさと楽しそうな学校もございます。

私が修学旅行をしていた頃に生まれた子達と話すのは、何とも不思議な気分で・・・・って言うか、彼等は平成生まれか〜!なんて驚きますわね。

映画館の話をしている時に、男子の1人に「一緒に見ようよ」とか言われて、少しうれしくなったり、自分のガイドに「〜って何だよ」とか突っ込まれて軽くキレたり、色んな事がございますわ。

子供は基本的には苦手なんだけどもね、でも最後には「皆、修学旅行、最後まで楽しんでね」とか、「気を付けて家まで帰るのよ」とか、はたまた「大きくなりなさ〜い」なんて思う私は、きっと彼等に癒されているのだわね。
ホントに、出合いの沢山ある仕事でございます。

焦った時こそ

2004年5月24日
今日の稽古場は、始めての所だったけど、途中までは知っている道だったから、簡単につける筈だったのね。
だけど間違えて・・・迷いましたわ。
そして、久しぶりにそんな自分に不安になりましたわ。
急いでいた性もあるけどね、どうも、こっちだ、とか思うと、突き進んでしまう性格らしいのですわよ。
って、良く考えると自分の芝居もその傾向があるな〜と・・・

で、今日の稽古。
役がはっきりつかめていないにもかかわらず、何処か方向を無理矢理決めにかかっている自分に気がつきましたわ。
良く、何かを掴む時って、神が降りて来る、とか言うじゃない?
私の場合は、神様が降りて来るのを待つ前に、架空の神様を作り上げてしまうのよね、きっと・・・。

せっかち〜ず・・・。
学生時代にこんな言葉あったな〜。
焦るけど、今は、周りを良く見ながらゆっくりと進まなければいけない時期なのかもしれませんわ。
むむ〜。

最後の日

2004年5月23日
今日は、不消者(けされず)を観て参りました。
「観客の心から決して消される事のない空間・時間を創る者たち」を目指している劇団の第10回のそしてさよなら公演でございました。
今回共演する事になっている女優さんが出演されているので行ったんだけど、こんな御縁が無かったら知らなかった・・・でも、そんな自分の無知が恥ずかしくなるような素晴らしい人々が沢山出演されていましたわ。

今日は千秋楽という事で、カーテンコールで看板俳優さんと作演の方の最後の御挨拶がありまして・・・・
感慨深いものがございました。

自分の所属している団体の最後の日ってどんな感じなんだろうか・・・とかね。

一応、私も自分が関わって来た団体の最後というものは体験しているんだけどね。
フランケンシュタイナーね。
でも、あれは、さよなら公演とか無かったしな〜。
って言うか、劇団とか、そういうものでもなかったしね。
でも、あの時、その日の日記に確か・・・「自分の青春が終わった」的な言葉を書いたような気がする・・・
もう、もとには戻れない寂しさとか、これからはこの人達無しで進んで行かなければいけない恐さとか、そんな色んな感情がぐるぐるしましたっけ・・・

止める言は何時でも出来る、それを止めずに続けて行く事の大変さ、重要さ、も、勿論あるけど、「止める」と決める勇気って言うものはやっぱり凄いと思います。
更に上に行く為に今の自分にさよならをする、それが必要な時もございますわよね。
そんなこんなで、今日は記念すべき瞬間、に立ち会ったのでございました。

相模大野へ行った日

2004年5月22日
今日は稽古の前に、芝居を観に相模大野まで行って参りました。
稽古が千歳船橋なので、同じ沿線・・・楽だと思っていたら、そうでもなく、えらく遠い場所でございました。
久しぶりに電車の窓から、山を見ました。
そして、駅を降りたら、今にも雨が振りそうなお天気で・・・
何だか、霧の立ち篭める山奥に来たような気分でございました。
あ、勿論、駅前は大変栄えた街でございましたが・・・

そして、今日の稽古はアップでゲームをやりましたのね。
どうも、ゲームとかって身体に合わないらしく、胃の辺りがムカムカしてきたりして・・・
でも、たまには必要でございます。

自分の役がどうも身体に馴染まなくて、日々四苦八苦・・・
自分なりに役のキーワードは掴んでいるつもりなんだけど、そこまでにどの路線でもって行こうか・・・・と悩んでおります。
ま、やるだけやらないと、答えなんて出て来ないのは何時もと同じなので、やるしかありません。
もっと、上手く付き合っていきたいものでございますわね。

反省会

2004年5月21日
今日の稽古場は、山のコテージ?ん?合宿所?みたいな素敵な場所でございました。
この位の施設を建てるのにいくらかかるのかと、ちょっとホンキで考えたりして・・・
そんな私は、今日、毎年恒例のドリームジャンボを買いました。
当ります様に・・・!

今日の稽古は、自分の甘さに、腹が立ちましたわ。
周りの方々の暖かさに甘えている自分にね。
今日は独り反省会ですわよ、全く・・・。

決して今日の様な事が無い様に、気を引き締めて参ります。
1日、1日を大事にね。

台風

2004年5月20日
ず〜っと雨ね〜。
台風なんですってね〜。
私の周りには何故か、台風が来るとワクワクする、って言う方が多くいらっしゃいます。
その内のお一人は、子供の頃、台風が来る前はお父さんがリーダーになって、お弁当の準備や軽く身の回りのモノをまとめたりして、家に立てこもる準備をしていたそうな・・・
一体、御実家は何処?
なんて疑問を残しつつ・・・
でも、大人になっても忘れないそんな思い出って素敵よね。

そう言えば、私も、家が停電になった時に、何時もはあまりやりたく無い宿題を、山に行った時のお土産のランプの明かりでやっていた記憶がございます。
やっぱり、非常事態って少しワクワクしてしまうものなのでしょうね。

こんな小さな台風で、ワクワク出来る・・・
そんな平和で安全な世の中に生きている事に感謝致します。

思いやりについて

2004年5月18日
稽古場に行く時に、小田急線に乗りましたのね。
急行、勿論、新宿始発、で混んでるの。
で、電車に乗る前、列の後ろに並んでいた私に、お婆ちゃんが声をかけて来たのでございます。
「これは相模大野に止まりますか?」
どうやらお婆ちゃんは行き方が分からないというより、目や耳が悪いらしいのね、電車に乗り込んでからも、車内アナウンスが聞こえなくて、隣の人に聞いてもらっていたしね。
杖もついていて・・・でもとても素敵なお婆ちゃんなのですよ。
ピンクのスーツをきていて髪もショートで、ホント、ああいうお婆ちゃんになりたい、くらい素敵なのです。
でも、ふと気がつくと、そのお婆ちゃんが立っているじゃあないのよ。
え?って思って、お婆ちゃんが立っている前の席を見たら、大学生位の若いカップルが座ってるのよ、これが。
別れてしまえ!と、思いましたわ。
だって・・・だって〜!
そんな彼女も彼氏も最低でしょ?
ホント、ひっぱたきたくなってしまいましたわ。

こういう時ってどうすればいいのかしらね?
私は下北で乗り換えたけど、走り去る電車の窓からは、まだ立っているお婆ちゃんの姿が見えたのでした。

あと1ヶ月

2004年5月17日
楽しい時間程、過ぎて行くのは早いものでございます。
本番まで、あと、1ヶ月となりましたわ。

今日は、歌のレッスンで声を出してから稽古場に行ったんだけど、声的に、いまいち自分的には納得が行かない調子でございました。

ま、自分の芝居も勿論、始まってもいないわよ、的でございますが・・・
むむむ・・・。

でも、こんな事を書くと、関係者の方が何故か怒るけど、今回の役者さん達は、本当に素敵でございます。
ほんと、誰かに見せたいくらい、素敵な事が私の目の前で繰り広げられておりますのね。

さ、私もあと1ヶ月で、何処まで素敵になれるのか?
勝負勝負。
とか、考えながら、今日の稽古を過ごし・・・
そして、今日は、私の家から近い・・・というか、物凄く近所の稽古場だったので、ゆっくりと・・・皆様と美味しいお酒を呑んだのでございました。

ミュージカル!

2004年5月16日
今日は劇場の仕事へ。
今日演目は、今をときめくミュージカル界の貴公子、井上芳雄さんのコンサートでございました。
久しぶりに、スタンダードなミュージカルのナンバーを聞いて、ミュージカルを目指していた頃の自分を思い出しましたわ。

やっぱり、ミュージカルの世界って素敵だわ〜と思います。
ちょっと間違ってとらえられがちだけどね、それはやっぱりやる側の責任よね。
そう言った意味で、芝居だけの作品って言うのは、目に見える技術が分かり辛いだけに、逃げ道が沢山ございますわね。
逃げずに、しっかりとした作品を一つずつ創っていかねば・・・
と思いましたわ。

立ち稽古初日

2004年5月15日
最近の稽古のアップにアクションが入り始めました。
キックとか、パンチとかね、ヤア!とか言いながら練習をするのです。
もう1度言いますが、そういう芝居じゃ無いんだけどね。
でも、これが、稽古前に集中するのに凄く良いのでございます。
それに絶対に他じゃやらないものね。
だから、楽しくて仕方がありません。
そんなこんなで今日も良い汗をかいた後・・・

今日は初の立ち稽古の日でございましたわ。
初めて参加する劇団で、しかも自分が大好きな役者さん達に囲まれての立ち稽古は、そりゃあもう、緊張するものでございます。
緊張して、出来る事なら逃げ出してしまいたいのに、でも、稽古場で台詞を言っている自分がいる・・・
でも、そんな状況、大好きなのよね。

勿論、自分的にはとても拙いものではございましたが、今日の稽古で精神的に何かのつかえが取れた様な気が致します。
やっぱり、やってみなくちゃ、どうなるかなんて分からない。
今日やってみて、自分の足りない所が分かっただけでも進歩でございます。
さ、いよいよ忙しくなりますよ。

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