まだまだ・・・

2004年10月5日
まだまだ続く雨・・・
洗濯出来ない、でもお布団が気持ち良い〜。

昨日今日と、歌のレッスンに行って、上手くいったり行かなかったりしております。
踊りも難しいけど、歌はそれ以上に難しいジャンルだと私は思うのですが・・・。
歌、と言うか、声を扱うって事ね。
生きている時間の中で、身体を使う時間より、声を出す時間って確実に少ないものね、そういった物理的な問題もあるのかしら?とかも考えつつ・・・。
まあ、声は身体と連動しているものだから、一概にジャンルでくくれる問題でもないんだけど・・・。

毎週している歌のレッスンが、何かの鍵になりそうで・・・なんとか乗り切っていきたいんだけど、なかなか思う様には行きません。
分かっていますわよ。
そんなに簡単な問題じゃないって事は。
でも、何とかしたい・・・。
踏ん張り所でございます。

そして、今日の稽古。
ダンスの先生がおっしゃっていた言葉を思い出しました。
「ただ立つ、って事が難しいのよ」
ってね。
本当にそう思います。
余計なものをそぎ落としていく事って本当に奥が深いわね。
雨、雨、雨・・・
秋雨?前線?とか言うの?
兎に角、寒い今日この頃・・・。
今日は稽古はお休み。
詳しく言うと、私がお休みの日。
もう本番まで休み無しだから、皆で代わる代わるお休みを頂いている状態でございます。
稽古の内容が気になるから、稽古場に行きたくなっちゃうんだけど、ま、他にやる事もあるでしょ?ってな感じなので、甘えてお休みしてしまいます。

先日、とある芝居を観に行って、色々考える所がございました。
考えて考えて・・・
結局、もっともっと考えなくてはいけない事があるって事、そして、もっともっとやらなければいけない事があるって事が分かった、とまあ何時も通りのそんな展開なのですが・・・

本番まであと3週間・・・
今回の作品は私にとっては再演なのね。
でもね、あの頃、よくもまあこれが出来たわね、なんて思うくらい難しい作品なのよ。
此処最近で私が向かい合ってきた作品達とはちょっと違う今回の作品・・・
でも、今の私が身に付けないといけない何か、私が求めている芝居の根っこの部分がこの作品にはございます。
やっぱり、巡り合わせとか、タイミングってあるのよね。
今、この時期に、またこの作品に出会えた事に感謝します。

チベット!

2004年10月3日
今日のNHKスペシャル、御覧になりまして?

チベットの標高5000Mの世界一高い村、の映像でございました。
近くの湖には神様がいるから、それに敬意を払って魚は食べないのね。
で、湖には「ハダカゴイ」って鯉がいるの。
酸素が薄いから、進化して、ウロコが無くて皮膚呼吸も出来る鯉なんですの。
村では羊を飼っていて、放牧するんだけど、冬になると草が無くなってくるから、湖の島まで羊の群れの大移動があるの。
氷の上の3KMの道のりを列になって進むんだけど、羊が滑って足をくじいちゃったりするのよね、それを村人がおんぶして島まで運んであげたりするのね。

って、観たまんまな感じなんだけど・・・
兎に角凄かったの。
久しぶりにテレビで感動してしまいましたわ。

羊飼いのおじさんが、「羊が丈夫に育てば嬉しい、草が無くなって飢えるのは悲しい」って言っていました。
その通り。
ただ、その通りのシンプルな言葉に打ちのめされた私です。
日常って凄いわね。
ようやく、公演情報をアップして、ほっと一息でございます。

今日は、今回始めての1日稽古でございました。
今回の作品って、稽古場がとても静かなのね。
得に今の時期は、一言一言、注意深く台詞を扱っている時期なものだから、じわじわと・・・緊張感で疲れていくんだけど・・・

そんな私達の稽古場のお隣では、何処かの劇団が通し稽古をやっていらっしゃいました。
音がじゃじゃーん!って流れて、かなりハードボイルド系の叫び声とかも聞こえて来たりして・・・
あまりにもこちらと雰囲気が違ったものだから、びっくりしたりしてね。

本当に色んな所が本番を抱えているのよね、とか、こういう時に思いますわね。
私の知り合いからも沢山、公演のお知らせを頂きますが、こんな状況だから、なかなか観にいけなくて悔しい思いをしておりますのね。
稽古も出来て、観たい芝居にも全部行けて・・・なんて都合良くはいかないのよね、あ〜あ。
本当に、皆様、芝居やりすぎ。
かくいう私もそうなのですが・・・。
出来るだけ足を運びたいものでございます。

大事にね・・・

2004年10月1日
今回の公演、原作はアメリカの方です。
それを、翻訳したものを、更に今回用に訳しているといった感じなのですが・・・
作者が稽古場にいない場合、作品の解釈っていうものをはっきりと伝えてくれる人がいないって事になりますのね。
つまり、台本を信じて進めていく事になるんだけどね。
だから、今日は演出を囲んで、話し合いが多い稽古になりました。
台詞を1つ1つ読みながら、これはきっとこういう意味だよね、とか、そうなると此処はこうなってくるよね、とか解釈を統一していくのです・・・
大変だけど、これがまた面白いのでございます。

大事に大事に読み込んで、素敵な作品にしたいものですわ。

風!

2004年9月30日
台風の性ね、今日は風が強い日だったわね。
そんな日に、街でパンチラを見てしまいました。
チラ、と言うか、パンツまる見え、だったわね、あれは・・・
制服のスカートが短い女の子が得に隠すでもなく普通に歩いているものだから、見えちゃうのよ。
幾ら風が強いからと言って、それはどうかと・・・
そして、そんな事を日記に書いちゃう私もどうかと・・・

ああ、疲れているのでしょうね。
今週は久しぶりに仕事したからね〜。
今更ながら、「ピアノレッスン」を観て、ピアノ弾きたい・・・
なんて本気で考えてしまう今日の私でございます。

横浜

2004年9月29日
今回の公演の情報をアップしようと思いつつ、なかなか出来ないでいる今日この頃。
今回はね、横浜公演なのですよ。
STスポットね。
ここでやるのは何回目かしら?なんて数えてみたら5回目だったのね。
これは自分でもびっくり。
そんなこんなで、今日はSTで稽古だったんだけどもね。
同じ劇場でやる時に、その劇場に入った瞬間に、色んなあの頃の自分と体面致します。
あの頃の自分から観て、今の自分ってどう写るンだろうとか考えたりも致します。
あの頃の自分には絶対に出来なかった事をやりたいですわね。
それが、あの頃の自分に対して、してあげられる、しなくてはいけない事だと・・・
あの頃、あの自分がいたから、今の自分がいられる・・・・
そんなあの頃に感謝しつつ・・・
何時でも胸をはっていたいと・・・今日は、そんな事を思いましたわ。

で、稽古は、と言いますと。
稽古場ではなくて、小屋、なもんだから、当たり前に独特の雰囲気・・・その雰囲気に今日は少しクラクラしたりしましたわ。
沢山きっかけも増えて、しばらくは苦労しそうでございます。

栗ですよ

2004年9月28日
先日、今回の共演者のN嬢から、茹で栗を頂きまして、大変美味しい栗でございました。
今日は今日で、栗の入った鯛やきを衝動買い・・・これがまた凄く美味しゅうございました。
ああ、食欲の秋ですわね、栗だったら後はやっぱりモンブランでしょうね。
むふふ。

お鍋

2004年9月27日
雨、雨、でございます。
今日はツアーの仕事に復帰いたしましたわ。
久しぶりに社会の荒波に揉まれるかと思いきや、雨だったし、なんだか緩やかな第1日目でございました。

そして、歌のレッスンにも復帰。
今、歌っているのは「涙そうそう」。
て言うか、此処で課題曲を好評するのは始めてだったりして・・・
私にとってはちょっと高いキーなんだけど、先生は、「歌いやすいでしょ?」とおっしゃいました。
自分で感じるものと、人が聞いて思う事って違うのね。
「歌いやすいでしょ?」って言われると何だか簡単に歌えるように思えてくるから、不思議よね〜。

そして、やっぱり雨。
私の妄想回路は全開でございます。
いろいろ妄想した挙げ句に、「よし、キムチ鍋をしよう!」っていう所まで行き着きまして。
今日の夕御飯はキムチ鍋になりました。
勿論、1人なんですけどね。

独りだと寂しい、とかでは無くて、独りで充実した時間を過ごす事は豊かな事なんだと、心の師匠、美輪様はおっしゃいました。

って書けば書く程寂しい感じが漂って来ますが・・・
これが結構、好きなのよ、お家で独りって。
なので、今日は雨音を聞きながら、キムチのかおりに包まれております。

生麦

2004年9月26日
今日の稽古場は生麦・・・ナマムギ・・・
京急ではるか彼方の駅でございます。
あ、都内からだとね。
2年前の横浜公演の時も、良くこの稽古場に通いましたっけ・・・
電車に長時間揺られていると、何だか凄く訳ありの人みたいに自分も周りの人も思えてくるから不思議ね。
確実に私の妄想なんだけどさ、周りに乗っている人達の住んでいる部屋とか生活とかを思い浮かべながら駅につきまして・・・
これまた駅が上手い具合にさびれてて・・・出戻りの不良娘のような気分にさせてくれるのね。
こう書くと、何だか悪いイメージなんだけど、そうでも無くて、なんて言うのかしら?兎に角、私にとっては生麦って異空間な訳。
そこに行くだけで、ああ、稽古するんだって気分にさせてくれる数少ない不思議な場所なのでございます。

そんな所での今日の稽古。
やる事は同じ、でも出来たものは違う・・・
改めて、芝居と空間の関係について考えましたわ。
周りの何もかもを受け入れて、ただそこにいる事が出来たなら、きっと、もっと楽しくなるでしょうね。

なんて事を考えてしまうのも、生麦だからなのかしら?
ホント、不思議な所でございます。
今日は稽古に行く前に「恋愛小説家」を観ましたの。
ジャック・ニコルソン・・・かっこいい・・・って言うか、凄いわね。
アンソニー・ホプキンスもそうだけど、私はどうもおじさま俳優に弱いらしいわね。

とか何とか言いつつ、今日の稽古場はわが家の近所でございました。
劇団子でも良く使う稽古場で、勿論、前回も使っておりました。
稽古場に入ると、前の稽古の思いでとかが散らばっているような気がして・・・そんな中での新しい作品の稽古は不思議なものでございましたわ。

そして雨・・・

2004年9月24日
今日はダンスレッスン復帰の日。
背中がガッチガチに凝り固まっていて、ほぐれるまで大変でございましたわ。
本当に、少し休むと、身体ってすぐに鈍って行くものね。
休んでいる時は分からないけど、復帰すると何時も思いますわ。

そして、夜は稽古。
2日目。
演出は、台本を基に色んな見え方を探っていっている、そんな感じ。
今日は皆の個性が沢山見えて面白かったわ〜。
「ひ〜とり〜ひ〜と〜り〜違う〜種を〜もつ〜」
みたいな感じでございました。

音楽会へ・・・!

2004年9月23日
秋もだんだんと深まって来たような気がする今日この頃・・・
秋と言えば、例の音楽会でございますよ。
そう、美輪様の〜!

行って参りました。
前から3列目。
今年は前半は日本歌曲中心、後半がシャンソンでございました。
「愛の賛歌」は毎回言う事ないとして、今回素晴らしかったのは「ボンボヤージュ」でございますわね。
1曲の間に生娘から老女に変貌をとげる、正に独り芝居は絶品でございました。
あと、照明の効果も多分にあるんだろうけど、ふっと昔の若かった頃の美輪様が舞台上に本当に見える瞬間とかもあって、ハッとしたりも致しましたわ。
そして、今年のパンフがね〜、もうお綺麗なの!
素敵なの〜!
迷わず購入して、携帯の新しい待ち受け画面にさせて頂きました。
ああ、美輪明宏フォーエバー!
愛って素晴らしい!
と、今年も感激してしまったのでした。

稽古開始!

2004年9月22日
次回公演の稽古が始まりましたわ。
はやっ!
っていうか、もう既に始まっていたところへ、途中参加なのだけれど・・・
今回は共演者に19才の方がいらっしゃいます。
19才!
・・・?
もう、離れ過ぎていて良く分からないので、只、その数字を噛み締めるのみでございます。

今回の演出様とは学生時代からのおつき合いで、この人の作品に何本出たのか分からないくらいになっている感じなのですが・・・
何回やっても緊張しますね。
それが、そうさせてくれるのが此処の現場の良い所ね。

早速の立ち稽古、早速の口立て稽古・・・
ああ、此処ならでは・・・って感じの雰囲気に感慨に耽っているのも今のうちでしょうね。
今回は面白くなる、でもやっぱり大変な作業が待っていそうな予感が致します。

始まっちゃったわよ、むふふ・・・。

終了〜!

2004年9月21日
ああ、頭が痛い・・・
最近、本当にお酒に弱くなって・・・でも昨日はとっても美味し日本酒があったから、沢山呑んでしまいましたところ・・・
未だにガンガンしておりますわ。

今回の「好きよキャプテン」
本当に良い作品に仕上がったと思っております。

でも、良い作品・・・だと思うからこそ、自分の未熟さも浮き彫りになった作品でございました。
反省・・・している自分に腹が立つけど、とっても辛いけど、しっかりと受け止めて、前へ進むしかございません。
前へ前へ・・・。

早速、明日からは次回公演の稽古が始まります。
久しぶりの横浜公演・・・。
きっと何かが今回もおこりそうな予感。
緊張、そして楽しみですわ。

4日目

2004年9月19日
4日目ですわ。
あっと言う間ね・・・楽しい時間程、早いものでございます。
昼と夜の間、私はあんまり寝たりしないんだけど、今日は久しぶりに客席でうとうとしましたわ。
やっぱり、疲れがたまって来ている感じが致します。
舞台に立っちゃうと、そんな事はどうでも良くなるんだけど、ふと気が抜けると何処でも寝られる状態になっております。

今日は昨日よりも楽しかったし、明日はもっと楽しくなるでしょうね。
1人でも多くの方が観に来てくれます様に・・・
ゴールも真近でございます。
スパート!スパート!スパート!

3日目

2004年9月18日
ああ、本当にこの作品好きだわ〜、と毎日思いながら本番を過ごしております。
今日で4ステージ終了。
折り返し地点でございます。

今日は、ボート協会の方々がいらっしゃっていて、ボートのシーンとかを楽しそうに観ていてくれたと聞いて・・・ああ、良かったと心から思いましたわ。

もっともっと漕いで・・・もっと先の心の海を観たいわね。

2日目

2004年9月17日
本番って言うのは、何かと何時もより緊張してしまうものですが、その緊張が毎回タイプの違うものだって所が、面白い所よね。
初日の時はお客様に初めて観て頂く緊張が多いし、2日目の今日とかは初日よりももっと上を目指す緊張があるし・・・
明日は明日でまた違う緊張が待っているんだと思うとドキドキしますが・・・
ま、緊張している位が調度良いから、その緊張が自分に向かない限り良しとしますわ・・・
緊張が緊張感になれば良いのよね、うん。

本当に舞台はお客様あってのものだとつくづく思いますわね。
暖かい視線、厳しい視線に支えられて無事に2日目も終了いたしましたわ。
1人でも多くの方に楽しんでいって欲しい・・・と心から思います。
明日から2ステが3日続きます。
体力、気力勝負でございます。
どんどん登って行けるように・・・まずはゆっくり休みましょうね。

小屋入り!

2004年9月15日
今日から小屋入り。
9時から搬入、立て込みと・・・スーパースタッフ様達のお陰様で、ちゃくちゃくと仕込みが進みました。
私は照明班だったからそのお手伝い・・・うちの照明さんはとっても優しい女の子なんだけど、仕込みの度に今まで教わって来た事を全て忘れている私にも優しく仕事を教えてくれます。
照明って凄いな、やってみたいなって毎回思うけど、回路を取って・・・とかの段階になると、何時も、やっぱり私には一生かかっても出来ない仕事だと諦めます。

今日は仕込みのみ。
明日朝一で場当たり、ゲネ、本番を全てこなすスケジュールでございます。
何時もだったら焦るけど、今回は何とかなるだろうと何故か思ってしまいますわ。
客演様達はお休みだったので、久しぶりに、役者は劇団員だけの1日を過ごしたのでした。
それはそれで良い感じ・・・だけど、やっぱり全員揃う明日が待ち遠しくなってしまいますわ。

稽古から全く離れた今日1日。
舞台の雰囲気、客席との距離感、映像の印象とかを確かめつつ・・・微妙に良い感じに緊張して参りましたわ。

稽古も終わり・・・

2004年9月14日
今日は稽古場最終日、勿論最後の通し稽古。
それが終わってスタジオに運び込んでいた道具やら私物やらをトラックに積み込んで・・・
スタジオが空になった時点で、何だか物凄い終わり感が襲ってまいりましたわ。
これからだって言うのに、どうした事でしょうって思うけど・・・
それだけ今回の稽古が面白かった・・・その皆だけで過ごす稽古の時間が終わっちゃったねって事なんでしょうね。
これからは、劇場とお客様と一緒に楽しんで行くのだから・・・
今日は、稽古場で、ある意味の卒業をしたのよね。

明日から仕込み。
この作品が明日からまたどんどん生まれ変わると思うと・・・
楽しみで楽しみで・・・もう、早く明日になれっ!て感じですわ。
ま、その前に、今日もお風呂に入りましょう、うん。

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