うーん、マダム。

2002年11月17日
マダム・バタフライ・・・いわゆる、蝶々婦人を松蔭神社まで、観に行ったのね。
おお、久々の世田谷線。
世の中、色んな所に劇場はあるものですわー。
とてもしっかりした装置のお陰なのかしら?
純粋に話しを観てしまったのだけれども・・・
以前、ミスサイゴンがベトナム版のマダム〜だと言われていたのを思い出しましたわ。

にしても、待ち続ける女、っていうものは凄いのねー。
私は、あれ程1人の人を待ち続ける事が出来るのかしら?なんて、思ってしまったわー。
うーん、時代とか、物語の設定とか、色々あるんだけどもね、ほら、前に劇団子であった台詞なんだけどもさ、「人を思う気持ちに流行りすたりなんてないでしょ?」ってね、そんな感じじゃない?恋愛ってさ。
だから、そういう恋愛って今でも大いにありうるのよね。きっとね。

正直なところ、蝶々さんは頭が足りない人なのねー、とかも思うけど、そんな彼女の行動に憧れもするのよね。
愛が破れた時に死ねる?
いやー、そんな体験しておりませんわー、今だ。
むー、まあ、こればっかりは、なるようにしかなりませんのね。

兎に角、ああ、男って!女って!もう!みたいな作品でしたのね。

団子にて。

2002年11月16日
今日は、久々の劇団子の稽古の日、だったのね。
ああ、戻ってきたわー、なんて、感傷に浸ったのも束の間、1日稽古だったので、かなり疲れはてましたわ。
2月公演への期待と不安が入り交じる中での稽古・・・うーん、こういう時期って結構好きなのよね。
おお?どーなる?劇団子?
みたいなね。
さてさて、次回の稽古が楽しみでございます。

社会復帰

2002年11月15日
今日は、1ヶ月もお金が無いとか疲れているとか、それどころじゃあないのよとか言う理由で休んでいたレッスンに行って来たのね。
おかしいくらいに、身体がなまっていて、動かす全ての筋肉がつるのよ。
これにはビックリいたしましたわ。
早く、もとの身体に戻りたいものですわね。
ま、それには、続ける事、それだけだけどもさ。

そして、夜は、これまた1ヶ月も休んでいた、劇場の仕事に復帰いたしまして・・・。
久々の接客・・・。
これまた、疲れましたわ。

でも、まあ、どんな形にせよ、戻る場所があるっていうのは有り難いわよね。

そんなこんなで、今日から、社会復帰、致しました。

秘密について。

2002年11月14日
最近、私は、ある秘密を持ったのね。
まあ、誰でも、持っているっちゃあ持っているって感じのレベルのね。
それを言いたくて溜まらなくなる時もあり、絶対に秘密にしておこう、と思う時もあり、その性で楽しくなったり悲しく成ったり・・・なかなかの勢いで、生活が精神的に豊かになっておりますわ。

ああ、これ以上書くと、不思議ちゃんになってしまうので、やめておきますわね。
兎に角、隠し事って・・・。
どらまちっく。
でございます。

鈴本へ。

2002年11月13日
仕事復帰が15日なのを良い事に、お金が無いのに何だかんだでフラフラしておりますのね。
まあ、折角フラフラするんだからと思いつつ・・・
今日は、鈴本演芸場へ行って参りました。
うーん。
寄席ってさ、何処が本場なのかいまいち分からないんだけども、やっぱり上野なのかしらねー?
平日なのに、結構なお客がいてね。
ノリも良かったし。
って言うか、上手い噺家さんが結構出てたし。
まあ、あんまり良くは知らないんだけどもね。
やっぱり、ナマは良いね。
楽しいし、何よりの勉強になりますわ。
これは、はまってしまいそうな予感が致します。
まあ、お金のゆるす限り、これからも通いたいわーってね、思ったのでした。

終了

2002年11月12日
ああ、終わりましたわね、遂に。
朝、家に帰ってから、眠くて眠くて、でも精神的に妙に高ぶっていて、寝たり起きたりをくり返して、1日かかって、ようやく、落ち着きましたわ。
丸1日ゴロゴロしていたら、何だかひと回り自分が大きく成っていて・・・いや、これは、人間的にではなく、見た目ね。
かなりビックリでして。
あら?太った?私?
1日で?
もう、驚愕の事実でございます。
うーん・・・今迄張り詰めてたんだなってね、改めて思ったのでした。

今迄、大好きな人達と、そして素敵な作品と一緒に過ごしてきて、そして今、いきなり1人になって・・・かなりの勢いで寂しいのだけども。
まあ、世の常ですわねー。
次に向かって進むしか、ないのよね。

次?
そうそう、次は、待ちに待った、劇団子本公演でございます。
さて、どうなる事やら。
ワクワクドキドキですわ。

4日目

2002年11月9日
今日は、唯一の昼夜公演の日。
まあ、昼は昼の良さ、夜は夜の良さがありって感じでございました。
演出の殿下が言うには、もう、稽古でやった事は出来ているから、本番でしか出来ないそれ以上の事を求める、との事で・・・
そんな2回公演でしたのね。
確かに、そうよね、と思ったわね。
でもそれって、なかなか難しいのよねー。
とか思いつつ、でも、最後迄色んな事に挑戦して行きたいわってね、思ったのね。
そうする事が、演出に対して、お客様に対して、そして、今迄の自分に対しての礼儀だわー、とかね、思ったのね。

何だかんだで、残す所、あと1ステージ、となりまして・・・
いよいよ、明日はラスト、本公演ラスト、そして、今年のラスト、でございます。

3日目

2002年11月8日
段々慣れて来て、どうなる事やら、に成りそうな3日目、なんだけれども・・・・
そこは、今回の演出のN殿下のすごいところでね、殆ど全部、と言って良いくらいの演出の手直しが入りまして、今日も楽しい本番がすごせまして・・・。
良かったわー。
妥協しない、と思っていても、どこかで、前の芝居を追ってしまう癖とかがあって、まあ、日々それとの戦いだったりもするんだけどもさ。
殿下の場合は、丁度良い所で、気合い入れが入るのね。
それに、何時もながら、助けられてしまいましたとさ、って感じ。
自分が不安に思っている所とか、失敗した所とかが、もう、むこうには完全にばれてるのよね。
恐い、反面、だからこそ、全面的に信頼できるんだわー、これが。
別に、演出にみせる為に芝居をする訳では無いけどもさ、でもね。
どこかで、やっぱり意識はしてるんだろうね。
良い意味でね。
その人が観ているから頑張れる、みたいなね。

ま、そんなこんなで、3日目が終了致しましたわ。
あと、3ステージ。
大事に大事にしていきたい。
そんな感じ。
ですわ。

2日目

2002年11月7日
無事に、2日目、終了でございます。
小屋入りが3時半で、なんだかんだしているうちに開演時間がせまって来て、ちょっと焦ったりしたけども、うん、良い緊張感の中、今日も楽しい時がすごせましたわ。
そうね、明日からはもうちょっと、早い時間からテンション上げていこー、とかは思いましたわ。

にしても、今回は何だか全てが楽しくて仕方が無いのね。
ああ、こんな公演はまれですわよ、本当に。
本番前の緊張、本番中の緊張は勿論あるんだけども、その上に楽しさがある、ってそんな感じなのよね。
そして、そんな楽しい時が明日もやって来るのです。
ああ、幸せ。
勿論、これは、やるべき事をやったうえでの話し。
うん、明日は3日目、気を抜かずに、参ります。

初日

2002年11月6日
何時も、初日は開けるもの、それは勿論。
でも今回は、なんと言っていいのか・・・・
初日が本当に来るのか?とか、開けちゃって良いのか?みたいな、良い意味で、不思議な感覚があったのね。
うーん、何ていうのかしら?
開ける時期が大事だよね、みたいな、何か大事なモノを開ける感覚とでも言うのかしらねー?
そんな感じね。

でも、まあ、そんな思惑なんて関係なく、時は過ぎ行くものなので、うん。
予定通りに開けましたわ、初日。
色々あったけど、何だか、とても楽しい感覚で迎えられたのね、今日は。
いつもは、いっぱいいっぱいになってしまうハズなのに、今日は、勿論、必死な所もあったけど、どこかで、全てを楽しんで受け入れていられる自分がいてね・・・
ああ、こんな初日は初めてだわー。
とかとか、少し、心地よかったのでした。
でも、勿論、稽古不足の所とか、出来なかった所とかはあるからね。
反省は大いにすべき、なのよね。
はい。
明日からまた、気を引き締めて、参ります。

でもでも、兎に角、今日と言う日に、乾杯。

小屋入り

2002年11月5日
こんなタイトルの日記を、今年は5回も書いている事に気付いたんだけども。
ああ、今年は芝居ざんまいでしたわー。
などと、早くも今年を振り返りつつ。
そして、そんな今年の最後の芝居が、いよいよ、始まろうとしておりますのね。

今日は、仕込みと場当たりだったんだけどもね。
改めて、共演者の方々に目をやってみると、ああ、みんな凄いなー、とかね、感心を通り越して、感動してしまうのね。
明日、初日でございます。
共演者の方々、演出、作品、お客様、全てに恥ずかしく無いような、そして、楽しい楽しい本番を迎えたいと思っております。
ああ、いよいよでございます。

稽古最終日。

2002年11月4日
今日は、最終稽古日、でしたのね。
体調は結構悪く、テンションも上がり切らない・・・でも、緊張感はいつもの何倍もある状態で稽古が始まってしまって・・・
やっぱり、疲れかしらねー、とか、思いつつ、頑張ってみたのね。
まあ、後半は何とか、いつもの感じに戻れたけどね。
うん、なんだかんだで、ギリギリなんだねー、とかね、思ったのでした。
千秋楽まで、もちますように・・・。

そして、稽古後、稽古打ち上げみたいな感じで、焼肉へ行ったのですけども・・・
ああ、凄いわね、焼肉のパワーは・・・。
一気にテンション上がって来ましたわ。

明日から、小屋入り。
朝、9時に横浜。
ひえ〜。
いよいよ、始まりますわ。

久々の通し。

2002年11月3日
稽古場で、風邪が流行っておりまして・・・
御多分にもれず、私も何だか風邪気味の様な、そうで無い様な・・・・。
いやいや、いかんですよ!
病は気から、だからね。
美味しいもの沢山食べて、沢山寝ますわ。
そして、後は、気合いで何とか・・・ね。

てな感じで、今日は2回めの通し稽古、だったのね。
って言うか、ちゃんと音が入っての通しは、今日が始めて、だった訳だけれどもさ。
やっぱり、いっぱいいっぱいになりまして。
ま、それが良い所もあるんだけど、どうも、納得が行かずに、歯がゆい思いをしたりしましたわ。

うーむむむ。
もっとー、何かー!
みたいなー。
ね。
はい、頑張りますわ。

カウントダウン

2002年11月2日
今日は、家から近い稽古場だったのね。
そして、劇団子の稽古も有ったりしてね。
これも、家から近い所でね。
だから、劇団子の方に少し、顔が出せたのね。
ああ、久々の我が家、的空気にちょっと心が和んだりしてね。
そう、いよいよ、劇団子も始まるんだ〜。
とかね、次回公演への思いが、より、リアルになって来たのでした。

そして、スパーキングの稽古場へ・・・。
今日は、最後の1日稽古、まあ、最後の「稽古」らしい稽古、だったのね。
ああ、カウントダウン・・・そんな感じ。

そして、稽古後、劇団子の飲み会へ合流したのね。
久しぶりに、日本酒を飲んだりしてねー。
ああ、酔っぱらった。
そんな1日でしたのよ。

落差。

2002年11月1日
今回の作品はね、私的には、ホントにドラマがあるわー、とか、思うんだけどもね。
私の役もそうだし、作品全体もそうだし・・・
だから、稽古場は、本当に感情の渦、な訳。

そして、稽古が終わって家に帰ってみるとさ、日常がある訳じゃない?
日常、そう、普通の暮らしね、「お腹空いたわー」とか、「眠いー」とかね。

その、非日常と日常の落差が、あまりにも凄くて、最近は、稽古が終わった後とか、暫く、呆然としてしまう訳なのですわよ。

勿論、社会人として、生きている訳だからさ、日常の方が本当の私なんだけどもさ、ほら、本番前って事で、のめり込んでいるからさ、稽古って言うか、作品の世界の方が日常化してきちゃうでしょ?
ん?って言うか、私はそうなんだけどもね。

んー?
なんていうのかしら?
本来の日常の私が、本当じゃなくなってくる?
っていうのかしらねー?
兎に角、普段の自分が、どうもふわふわしてしまって、それにびっくりしてしまう訳。

んー?今回の役の性なのかしらねー。
んー、きっとそうかもね。
本当に今回は何時に無く、夢ゆめしい役なのですよ、私は。
え?こんなに凄くて良いの?
って位にいろいろな事がある役でね。
ああ、きっと、その性なんだろうなー。
だって、稽古をしていない時って、夢から覚めた時みたいな状態になってしまうんだもの・・・。

ああ、もう少しで、人として、危なくなってしまいそうで、恐いわねー。
わははー。
ああ、不思議な、テンション・・・。

ええ?!

2002年10月31日
稽古も、残す所、あと4日。
ひええええ〜!
なんですと?
ああ、ベタだけど、脳裏にあの歌が浮かんで来る時期、ですわねー。
それは勿論、「稽古不足を〜役は〜ま〜たない〜」・・・ゆめ芝居ですわよ。
ああ・・・やってもやっても、焦るのよねー。
ま、いつものお話なんだけどもさ。

追い詰められないと出来ない事、そして、追い詰められて始めて分かる事もあるからね。
この時期、大事な時期ですわねー。

そう、大事に、大事に、あと4日。
ですわ。

フェス、始まる。

2002年10月30日
昨日から始まった、横浜のフェスティバル。
明日迄、第一弾の人々が公演中なのよね。
(因に、私達は第三弾、なんだけどもね。)
それを、今日は、稽古後に観に行った訳。

第一弾は、3つの劇団が30分ずつ演目を上演するスタイルでね。
何年か前に私も同じ事をしたから、なんだか、とっても懐かしい感じに浸ってしまったのでしたわ。
うーむ、ビミョー・・・な所が2つ。
うわー、おもしろーい!・・・な所が一つ。
そんな感じでしたわー。

改めて、今回の小屋で作品がどう見えるのか、とかも考えられたし、刺激にも勉強にもなりまして・・・。
行って良かったー。
ついでに、第二弾の劇団もみたい!ところなんだけれども、これはもう、直前でムリっぽいわねー。
ムー、残念。

兎に角、フェスが始まりましてございます。
ああ、緊張してしまうわー。
ほほほ。

可能性

2002年10月29日
自分の役の感情の流れとか・・・馴染んで来ると、それが当たり前になってきて、良い意味では自然になってくるでしょ?
でも、そうなると、どこかで、悪い意味でそれに慣れ親しんじゃっている自分もでてくるのよね。
反復としての稽古も大事、でも、何よりも新鮮な気持ち、感情が大事じゃない?
そんなこんなの戦いですわー、最近は。
今日、ちょっと、演出が変わった箇所があってね、そうなると、今迄染み付いてしまった癖が邪魔をして、なかなかその新しい解釈に乗り換えられなかったりする訳よ。
ああ、凝り固まっていたなー、とか反省しつつも・・・
でも、考えてみると、そうやって考え直す箇所なんて、まだまだ沢山ある気がしてきてね・・・。
本当に、まだまだ色んな事が出来る、色んな可能性があるのよねー、とか考え出すと、気が狂いそうに成って来るわよねー。
ホント芝居は、奥が深いモノでございます・・・。

そんな時に思い出すあの台詞。
「いろんな感情のなかに私は同時にいます。色んな存在の中に同時に私がいたって不思議ではないでしょう?」
これは、近代能楽集の葵の上の台詞、なんだけどもね。
そう、なんでもあり。
こうありたいなーってね。
でも、こう有るには勿論、確固たる揺るぎない存在、みたいなものが必要だって事は勿論分かってるんだけどね。

そう、前にも書いたけど、大きな流れの中で自由自在に・・・
これが、今の目標なのよねー。
ああ、夢だわー。

大事なモノ。

2002年10月28日
今日の稽古は、東戸塚・・・
ええっ!あの?そう、あの東戸塚でございました。
まさか、そんな所で稽古をするとは・・・
戸塚の方、ごめんなさい。

ま、それはそれとして。
本番までの、残りわずかの稽古。
和やかに・・・でも、どこか物凄い緊張感のもと、今日も終わりまして・・・
これからだって言うのに、今日は何だか寂しくなってしまったのね。
ああ、この人達とも、もうあと少ししか過ごせないんだ−とか、この作品とも・・・とかね。
こんな気持ちは、そう、やすやすと来るものではないのよね。
それだけ、楽しい、素敵な時間を過ごせている事に感謝しつつ・・・

でも、それだからこそ、感傷にひたっているバアイでは無いのよね。
などと、思い立ちまして・・・
当たり前の事なんだけど、いける所まで行きたい。
そう、決意した次第でございますのよ。
さ、がんばろー!

最後のお休み。

2002年10月27日
今日は知り合いの公演を観劇・・・
うーむ・・・面白かったわー。
それにしても、世の中には素敵な役者さんが沢山いらっしゃる・・・・。
皆様素敵ー。

・・・いやいや、感心している場合ではありませんねー。
こちらも、本番真近、はりきっていきましょっ。
今日は本番前の最後の休みだった訳で・・・
だから、ゆっくり、過ごしましたわ。
なので、気分もボチボチ落ち着きまして・・・
ホントに休養は必要ですわね。
さ、ラストスパート、ですわね。

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