冬眠から目覚めて

「冬眠」
終了致しました。
湘南新宿ラインでの横浜通いも終わりました。

今回の作品、ふっと始まって、あっと言う間に終わってしまいました。
1週間だからね。
1週間で何処まで出来るのか？というよりも、1週間をどう使うか？と言う感じの稽古、そして作品だったように思いますわ。

出演者が3人で、それぞれ課題はあったと思うのだけど、私の場合はもうひたすらに、言葉、言葉・・・でございましたわ。
本をコピーした台本を見ながら、自分の言葉に訳して行く作業を稽古中から本番までしておりました。

自分が2〜3秒後に何を言うか決まっていない、そんな本番は生まれて初めてでございます。
これからも無いでしょうね、きっと、物凄い体験をしてしまったのですわ。

でも、日常とかもそういう時が殆どですからね、感情だけだったら、わ〜、とか、ダ〜とか、それこそ音だけだと思うし、そこにどんな単語を提出するかっていう思考？冷静な考えが僅かでも働いているから言葉になるんだしね、とか。

完璧（何が完璧か分かりませんが、いわゆる）な舞台を作り上げようとしたら、それこそ半年とかかけて作った方が絶対に良いのですが、短期集中で、1つの事に的を絞った作り方も良いものだと思いましたわ。
そう、だから、色んな方向から作品を見ていって、試して、作って、最終的に作り手も、観る側も自分の演劇を探して行ければ良いですね、とかね。
勿論、そこに、作り手の作品に対する責任感があるかないかが重要になってくるんだけどね。

こんな感じで、今週は言葉、来週は動き・・・とかやりながら、何ヶ月もかけて1つの作品を作ったら、どんな事が出来るのかしらね〜、とか夢見てしまいましたわ。
何時かそういう事が出来ればな〜。

とか書きつつ、頭が痛いですわ、昨日の日本酒ですわね、美味しかったけど。
今回の作品との出合いに心から感謝しつつ・・・日々の生活にもどるのです。
取りあえずは、発表会か・・・うわ〜・・・大丈夫かしら？
レッスンレッスン。