その先へ

ああ、時間が経つのがとてもとても早いのでございます。

あれよあれよとしているうちに、昨日から劇場のスタジオ入りを致しまして・・・稽古は最後の仕上げの段階に入っておりますわ。

今回の稽古を改めて見つめてみると、今まででいちばん早かったような気が致しますわ。
何をすれば良いのか分からずに、周りに翻弄されて、あたふたと焦って・・・最後の最後に、何となく、なんとなく自分のこれからが見えて来た・・・・
今回の自分の役の生き方と同じような稽古を過ごしたような。

と、実感したのが昨日、今日の話し。

私はね、我ながら思うのだけどね、作品と巡り会うタイミングかとても良いのでございます。
今回の「カーラヂオ〜」という作品も、私の役も、今の私にとても合うのです。
合う、と言うか、今の自分が乗り越えなくてはいけないものと沢山、正面から向かい合えるのよね。

この作品を乗り越えなくては、私のこれからは無いと、そう思っておりますわ。
乗り越えたその先を見てみたいな〜。
いえ、絶対に見るのだわ。

恐いけど、大丈夫、大丈夫。