なにげに間近

観られる芝居は出来るだけ観る様にしていると、数限り無く観劇のチャンスってものが来るもので・・・

昨日今日と、2夜連続観劇して・・・

私だったら此処で、どんな芝居をするんだろうか、とか、
この人は何でこんなに魅力的なんだろうか、とか、
役者に求められている作業ってどの範囲なんだろうか、とか、

いつも想う事をやっぱり想ってしまうのだけれど・・・
本当に想いは尽きないわね。

イチローが最近「野球が簡単になる事はない、何時になっても楽にさせてもらえない」って言っていたんだけどね。

正にそれなんだわって想うのですよ。
答えが出ない、ゴールが来ないから続けたり辞めたりするんでしょうね、人によってね。

自分は・・・楽な状態では無いけど、私はイチローよりは確実に楽してるな〜、って反省したりして・・・
日常の出来事、ある人の一言で引き締まる一瞬ってあるわよね。
イチローは映像観てるだけで引き締まるけどね。

ま、何が言いたかったかと言うと。
あと、3週間後くらいに、いよいよ劇団子の稽古が始まるな〜、って気付いてしまったのですよ。
今までは自分がどんなスタンスで取り組むかとか、どんな芝居をするかとか、大体予想が出来ていたんだけどね、最近は自分がどうなるのか・・・良い意味で分からなくなって来ていて・・・
稽古の無い日々を最近過ごして来た性で・・・日常とか、芝居以外の新しい世界の時間の流れが自分の中に入って来て、それが定着し始めた・・・そんな感じなのかしらね。
これって久しぶりに感じている感覚で・・・稽古に終われる日々も幸せだけど、今みたいな日々も幸せだわ〜と想うのですわよ。
常に芝居の事を考えてしまうのだけど、その目の前に本番があるか無いかの違いね。
今、稽古が無い時期のこの時間の感覚をそのまま稽古に乗せたいな〜、とか、漠然と想うのですが・・・
これは始めての感覚ね。
出来たなら、きっと素敵な世界が見られる・・・そんな予感がするのだけれどね。

ああ、稽古開始が待ち遠しいやら恐いやら・・・