勘三郎

行って来ちゃった、行って来ちゃった〜、歌舞伎座に。
絶対に取れないと思っていたチケットが、知り合い伝に手に入り、かなりワクワクして向かった所、歌舞伎座の前は大混雑でね。
夜の部を観に言ったから、きっと昼が終わった直後だったのでしょうね。
にしても、異様な盛り上がり。
観客の舞台への期待感が物凄かったわね〜。
着物のおばさま達をかき分けて、なんとか席にたどり着き・・・
夜の演目は、
「義経千本桜」
「鷺娘」
「野田版　研辰の討たれ」
でございました。

義経ではめくるめく仕掛けと、絵巻きのような菊之助、海老蔵に見とれつつ。
鷺娘の玉さまの人間離れした素敵さにうるうるして。
いよいよ最後に勘三郎でございました。

いや〜、凄かったわね〜。
あなたどれだけ芝居好きなんですか？っていうくらい、勘三郎が楽しそうに、本当に楽しそうにはしゃいでいる姿が印象的でございましたわ。
あと、周りも豪華絢爛で・・・1人1人じっくり観たいくらいに勿体無かった・・・。
獅童さんが早速いじられていて、それに会場が大爆笑、みたいな所が無法地帯感があって面白かったわね〜。

にしても、何をやっても、基本的に鍛え上げられた人々だから素晴らしくッて・・・日々のお稽古の凄まじさが滲み出ているのですよね。
ほんと、うだうだ言う前に鍛練だと・・・痛感致しましたわ。

ああ、素晴らしかった！