パルコから萬まで

2004年4月29日
「椿姫」
美輪明宏版!
観て参りました。
年々、やりたい放題度が増していらっしゃる美輪様は、今回も、とてもかわいらしく素敵でいらっしゃいました。

もうかなり有名な椿姫のお話、ここで説明するまでも無いのであえて書きませんが、美輪様の解釈では「無償の愛」というテーマで貫かれておりました。
落ち着いてみると、本当にシンプルなお話、昔はいざしらず、今の時代の色々な恋愛にくらべると、何処にでもあるような普通の恋バナ・・・
でも、自分の恋に命をかけて一生懸命に生きているマルグリットの姿に、会場の他の観客と一緒になって泣きまくって参りました。
マルグリットが最後に恋人のアルマンに「アルマン、好きよ」と一言言って死んで行く様は、もう、泣く事を通り越して動けなくなってしまいまして、泣く、と言うよりも何か・・・叫びたくなるような衝動にかられてしまいましたわ。

う〜ん、細かい事を言うと、不思議なシーンは沢山あるんだけどね、そんな事じゃないのよ、ただ、「貴方が好きなのよ」という想いがそこに存在しているだけで良いのよ、的な、美輪様の芯の通った演技に魅了されましたわ。
ああ、素晴らしかった!!!

そして、芯と言えば、その後、「しん」という公演を観て参りました。
久しぶりのはしごでございます。
これは去年のくろいぬさんで共演させて頂いた女優さんの立ち上げた団体の公演でね、彼女の他に3人、知り合いが出演されておりました。
殺陣ありアクションあり日舞あり、勿論芝居あり。
この作品をやろうと思い立ってから、本番の形にするまでの作業の大変さ・・・を、少なからず分かってしまう私は作品を観ると言うよりも一緒に作る事に参加しているような、そんな不思議な気持ちで拝見致しましたわ。

その後、客席で一緒に観ていた次回の客演先の皆様と、今回の出演者の皆様と、その他諸々の知り合いの皆様と飲みに参りました。
何だか同窓会のようだったのは、くろいぬさんの「学芸会」での共演者が多かったせいでしょうかしら?
今でもそう感じるなんて・・・恐るべしくろいぬパレード。
と言う訳で、かなり酔っぱらってしまった私でございます。
う〜ん、弱くなったな〜。

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