宜しくね、「今年」。

今日から付き合う事になった新年の第一印象について・・・。
うん、悪く無い。
あら、以外と予想より良い・・・。
そんな感じかしらね？

なにせ、仕事先の劇場で仕事をしながら新年を迎えまして、年明け一発目に、「高砂」聞いてたからね。
そりゃあ、さい先が良いような気もして来るはずですわ。

2時半に仕事が終わって、そのままその公演の打ち上げになだれ込み、始発くらいの時間で実家に帰ったのね。

朝方帰ったものだから、家族は誰も起きていなくて、正月、1年振りの里帰りに、泥棒さんのようにどきどきしながら鍵を開けて家にはいりましたのね。
勿論、迎えてくれたのは、私が拾い主の猫、「さくたろう」だったんだけどね、勿論彼は、知らない人が来た〜的なよそ行きの視線を飛ばしてくれましたわよ。

で、ぼちぼち家族も起きて来て、久しぶりに4人で食卓を囲み、おせちを頂きました。
ほんと、4人揃ったのが久しぶりだったから、皆何となくびっくりしながらの食卓だったんじゃないかしら？
そんなこんなで両親が盛り上がり、写真を取ると言い出して、父親がデジカメを持って来たけど、取り方を本人が分かっていない、とか、お約束のハプニングなどがあり、久しぶりにほんの一時ですが、一家団らんをして参りましたわ。

そして、夜になって「さて、そろそろ帰ろうかな〜」と呟いた自分の言葉におや？と思いましてね。
ああ、自分の家は東京のあの部屋なんだな、ってね。
勿論、最終的に何があっても迎えてくれるのは、実家だけど・・・この家は、私にとっての「家」では無くなってしまったんだって、改めて実感したのね。

だからこそ、1年に1回とかじゃなくて、もっと頻繁に実家に顔を出そうと・・・そんな事を思ったのですよ。

と、そんな年明けでございました。
年末に書いた通り、2003年とは綺麗にさよならを果たし、今は2004年。
今年は何かが起こりそうな予感が致します。
その予感を本物にする為に、私は自分の「家」で、新たな計画、妄想に耽り始めたのでございます。