飛び込み台にて・・・

今日は歌のレッスンへ。
自分で家で歌っている時は楽に出来るのに、レッスンとなるとどうも力が入って困りますわ。
ま、先生にあれやこれやと課題を出されている前だから当たり前だとは思うんだけど・・・
それ以前に私自身の”歌”に対する恐れがある様な気が致しますのね。
昔からそうだったんもの。
踊りとか、身体を動かす事はダメでも何とか自分の悔いのない様に出来ても、歌は全くダメだったのね。
そんな私が昔はミュージカルを目指していたんだから・・・もう、人に歴史ありとでも言うの？ビックリでございますが・・・。

向き不向き、と言ってしまえばそれまでだけど、そう言ってしまうのも悔しいからまたレッスンを始めたんだけどもね。

恐いと思って逃げていては何の解決にもならなくて・・・だからいっその事、その恐さの中にどっぷりと漬かる・・・今はまだそんな段階の様な気が致しますわ。
そして最近はどっぷりと漬かりながらも周りが見えて来た感じも致します。

飛び込まなければ今のまま。
そのうち飛び込むつもりよ、なんて、そういうモノが私にはまだまだ沢山ございます。
自分の甘えは自分が一番良く分かるから、だから水際で踏み止まっている自分の背中を押すのは自分しかおりません。

今日、NHKの過去の映画の歴史を取り扱った番組で、エッフェル塔から飛び下りた人を見ましたの。
その人はその企画の為にスポンサーからお金をもらっちゃった後で、飛び下りるエッフェル塔の上からも下からもカメラが待ち構えていて、勿論ギャラリーもいて・・・そんな中で飛び下りない訳にはいかない状況におい込まれてね、絶対に飛べる訳のないマントを付けて飛び下りたのね。
結果即死だったらしいんだけどね。

・・・何か例えた様で、全然違う話になってしまったかしら？
う〜ん、つまり考えようによっては私の飛び込めないものなんて大した事ないって事ね。
さて、どれから飛び込もうかしら・・・？