流れになんて負けない

稽古も残す所、あと6日となりまして・・・
うむむ、時間が無いー。
稽古不足のシーン結構あるのよね。
って言うか、殆ど？かしら？
そりゃあ、できる限りの回数をこれからこなして行けば、何とかはなるんだけどもね、何とか、では勿論、いけない訳でね。
今は、こなす事で精一杯。
そりゃあ、こなせるわよ、嘘ならね。
伊達に何年も芝居やってませんので、これでもね。
でも、作品、役、台詞を本当に自分の物にね、するには、本当に時間がないのでございます。
それでも、やるんだけどさ。
稽古量、も大事だけど、自分の役や作品の事を考えて過ごす時間、ってものも大事なのよね。
例えば、一晩置く、とかそう言う事。
それがね、もう、置いてる暇もないのよー。
ああ、もっと大事に作りたい。
自分の役を大事にしたい。
そんな思いはつのるんだけど、今は、兎に角色々と詰め込まないといけないのよね。
でも、ホント、それでも本番は来るのでございます。

このまま、流されたく無い。
流されない為に、今まで以上の、今までに経験した事の無い位の密度で時間を過ごさないとね。
もう、時間の長さに勝つには、密度よね。
絶対に良い物にしたいわーと、何時も思っていたんだけど、今日は本気で思えた気がするのよね。
それってね、今回の共演者の方々のお陰なのね、この人達とやっている作品、絶対に成功させたい、そう思ったのですよ。
中々、自分の劇団以外でそう思える人に出会えないものなのよ。
勿論、作品はお客様の為にやるものだけど、それプラス、仲間の為に・・・そう思えて、私は今、結構幸せを噛み締めておりますのね。
何か、恥ずかしい事になって来ましたわ。
でもま、そういう事。