魅せる段階について

2002年12月13日
殆ど丸1日、寝てすごして、夕方から、昨日行けなかった知り合いの芝居を観てきましたのね。
そして、一昨日思ったのと同じ様に、「この人、普段はこんな感じなんだー。」とか、何だか、暖かい気持ちになったのでした。

そして、今日の作品とは違った所で(うーん、厳密に言うと、今日のを観たから?なのかしら?でも、今日の劇団にだけ言えることではないからなー。)またもや、考えてしまったんだけれども・・・。
役者さんが思いっきり何かを表現している姿、発散している姿って、観ていて気持ちの良いものだし、何かをもらえる、ものなんだけどもさ。
・・・やっぱり、何かを「魅せる」って難しいものなのねーってね、思う訳なのよ。

わー、あの人、此処迄やっちゃって・・・凄いな、上手いな、とかね、良く思うんだけどもさ、それが、ときたまね、自己完結気味に終わってしまっている表現ってあるじゃない?
確かに人前でそこ迄やるか!って言う凄さ、そこ迄やったその人の凄さっていうのはあるんだけどさ・・・
うーん、何ていうのかしらね?
バーン!!!って感じの演技の中に、役者の欲?みたいなモノが垣間見えてしまう時・・・があるのよねー。
うーん、確かにあなたはその演技でひと回りもふた回りも成長するかもしれないけどさ、やっぱり、こっちは、お金払って観に来ている訳だからー、みたいなねー。

芝居が、自己啓発セミナーに見えてしまう時があるのよね。
うーん、これは、つらいですな。
でも、同じタイプの芝居でも、魅せられる人はちゃんと魅せてくれるしなー、その違いって何なのー?とかね・・・
これは、勿論、私にも言える事でして・・・最近、「人の振り観て〜」状態に、良く落ち入りますわ。

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