3日目

いやあ、今日の昼は、意外なくらいに自分でもラクに、うん、自然に？うん、普通な感じでできたかも、なーんて思ったんだけどもね。
やっぱりやって来ましたね、ピンチがね。

まあ、夜の公演なんだけどもね、普通に始まったつもりが、第一声の台詞を言ったとたんに妙に緊張し始めて、持ち直すまで精神的にぼろぼろになったわよ。
何とか無事に終わったから良いようなものの・・・
いやあ、ホントに恐いわー。
嫌でも続けなきゃいけない恐怖っていうの？
気分が乗り切らなくても場面を運んで行かなきゃいけないツラさっていうの？

うーん、いつでもベストな状態で演技するって、できないけどさ、それが出来なかった自分の管理不行届きに、今日はちょっと、自己嫌悪でしたのね。

なにかしらねー。
必ず1回はこういう「魔」の回が来るのはなぜでしょうね？
ま、たるんでるんだろうね。
深く反省する始末なのです。

観ている側からはそんなに分からないだろうけどもさ、でもね、そういう中途半端な状態で本番が始まってしまった事は、私としては自分が許せず・・・・

むー・・・むむむー・・・
とかね。
兎に角、明日から、初日の気分でやり直します。
後、4回。
大事にね、して行きたいわ。
そう思ったのでした。