傘は無いけど・・・

2002年5月28日
私の家には、今、傘が無いのね。
色んな所に忘れて来たり、壊れたりで、買わなきゃいけないんだけど、最近の不安定な天候の中、何とか濡れずに過ごせているものだからさ、降られたら買おうと思っているのね。
そんな時、西武線に乗っていたら、私が座った席の横に傘が2本も忘れられているでわないのよ。
これは、持って行って良いよって事かしら?ってちょっと考えたんだけど、100円で傘が買える御時勢だし、その時は雨も降って無かったし、降りる駅に付いたからそのまま席を立ったのね。
そしたら、近くの別々の所にいたおばちゃんが2人、傘、傘忘れてますよって騒ぎ出したのよ。
私は、私のじゃ無いんですって言ってそのまま電車を降りたんだけど、何だか、こんな些細な事でも、世の中捨てたものではないわって、思ってしまったわ。
思った事をすぐに口に出すおばちゃん精神も、こういう時は心が和むのよね。

何で私がこんな事思っているのかと言うと、最近、北朝鮮から亡命した人達の手記みたいなものを読んだ性なのかもしれないわ。
身分が低い人達は殆ど食事が出来ない世の中。
密告とか、窃盗とか、浮浪者とか、配給とか、餓死とか、もう読むだけで切なくて仕様が無くなって、果ては読み進むうちに、自分の周りも敵だらけなんじゃないかしら、なんてそんな錯角までおきて来ちゃうのよね。

そんな国もあるのに、日本は何て幸せなんだろうってね、改めて幸せを噛み締めつつ、何にも出来ない自分が歯がゆいのよね。
一体、どうしたら良いのかしらね?

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