10日ぶりに三茶へ。

パブリックシアターで「ロンサム・ウエスト」を観て来たのね。
ご招待だったものだから、どんな芝居か、誰が出るのか良く分からないまま行っちゃったんだけども、そのお陰か、かなり冷静に開演時間を迎えたのね。
始まっても、何だか、可も無く不可も無い芝居だわ、なんて感じだったのよ。役者さん達もなんとなく流してるのか？みたいな感じがあってね・・・何ていうの？下手じゃないんだけどテンション低いって言うか、いぶし銀っていうか、そんな感じだったの。
でも、2幕になって、その可も無く不可も無かった1幕の前置きが、ボディーブローの様に効いて来てね、気が付いたら、身を乗り出して舞台をみてしまったわ。
台本がそういう作りになっているのは勿論の事、役者さん達も、それを分かってるんだろうな、きっと。
最初、ホントになんとなくって感じで演じてて、客がピクつく毎に、テンション上げていくのよね。
ずるい、って言うか、上手いわねー。
職人だ、って気がしたわ。

出演者は4人いるんだけど、事実上の2人芝居って感じの作品だったのね。
そう言えば、私は1回しかしたことないのよね、2人芝居。
学生時代の「ラブレターズ」だったわね、あれは。
この前、メチャメチャ人数の多い芝居したから、今度は2人芝居したい、とかね、そんな事考えちゃったわ。